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上川郡弟子屈町 K様
特注キャビネット
W1400 D500 H900mm
特注パールレッド鏡面仕上げ ※本体内側 特注赤鏡面
台輪 ステンレス ヘアライン仕上げ
『本日パールレッドの特注キャビネットが届きました!
非常に美しい仕上がりで高級感があり感激しました。
妻や子供たちもとても喜んでおります。
なかなか日本にはないようなデザイン、色合いの家具で依頼させて頂きましたが、田端様より密なご連絡を頂いたおかげで素晴らしい作品が出来上がったと思います。
設置後写真を撮影してみましたのでご覧になってみてください。
通常の赤よりも光が当たった時の輝きが美しく、鏡面仕上げもまさに鏡のような光り方で撮影時に自分やまわりが映り込みすぎて困ったほどでした(笑)
また機会があ りましたらどうぞよろしくお願いいたします。
このたびは大変ご尽力頂きありがとうございました。
スタッフ様、職人様にもよろしくお伝えください。 』
お届け日が12月18日と確定してましたので
15日(月)の今日を検品日としてました。
天板と脚はノックダウン式(組立式)ですが
天板の大きさが規格外のため我らがハイエースでも相手になりません。。(涙)
2tトラックでも箱車内の内寸幅が足りず
2tロングトラックをトヨタレンタカーで数週間前に予約済みです。
期待と不安が入り交じりながらのご対面は...、物凄く素晴らしいテーブルに仕上がってました!!
もう K様の笑顔しか思い浮かばない程、誰が見ても極上の製品に仕上げて戴きました♩
ご信頼戴いて、期待されてご注文戴いたその気持ちに答えたい!
期待以上の製品をお届けしたい!と常々思ってますが
もうこの製品に関してはこの特大サイズが製品となったそれだけで感動を覚えました(震)
ただここの工房の職人さん達は
『God is in the details』(神は細部に宿る)というドイツ人の有名な言葉の真意を理解され
日々愚直に目の前の製品に注ぎ込んで来た方々でありますので
普通の方が気にもかけない細かいディテールさえ疎かにせず
手間隙をかけて製品を作り上げてくれるのです。
この果てしなく続くウォールナットの天板を見て下さい!
とてもともて綺麗な天板が延々と広がってます♩
厚み40mm、W3600mm のウォールナット無垢材を6枚接ぎ合わせた深みのある素晴らしい天板です!!
天板に触れるとなんとも言えない極上の肌触りに仕上げられてます。
仕上げを任されている職人さんはその道のマニアみたいな方で
自分自身の中で妥協が許されずお願いもしてないのに最終的に6回もオイルを入れてくれたとの事でした!(感謝)
この規格外の天板を支えているのが 100 x 100mm角の脚6本です。
天板と脚の面を大抵の工房や職人は逃げを設けて数ミリ脚を内側へ入れ込むのですが
攻めに攻めて気持ちが良い程真っすぐに揃ってます。
この直線を出すためだけにどれほど職人さんが神経を擦り減らし何度も確認して
最後には迷いを振り切り自分を信じて挑戦して戴いているのです。
下記は一番最初にご注文戴きましたリビングのソファに合わせる特注ローテーブルです。
上下、左右、前後の3方向の直線のみで構成されたテーブルです。
旅立ちを数日後に控えて静かにその時を待つ製品達。
遂に、今後巡り会う事はないかもしれない大物を加工する時が来ました。
これだけの巨大な材料で失敗は許されません。
緊張が走ります。。。
脚はアジャスター用の加工と天板と連結する金具用に上部、下部どちらも加工が必要になります。
今日は伊達市の I様よりご注文戴いております UNICUM ダイニングテーブル ウォールナット無垢の検品のため
旭川の工房へ来てます。
倉庫に入ってしばらく気づきませんでしたが
入り口の近くにそびえ立っていたのはまさに先日の材料でした!
職人さんと比べて戴くとその巨大さに唖然とします。。。
ショールームに展示している W1800 の UNICUM ダイニングテーブル ウォールナットも存在感があるのですが
200mm 長くなった 2mは静寂な倉庫の中、凛としていて旅立ちを心待ちにしているようでした。
階段からは搬入が出来ないためサカイ引越センターさんに吊り上げして戴く事になってます。
無事にお届け出来ますように!!
先週、材料とのご対面を果たしましが
今日はそのテーブルの顔を大筋決める大切な日です。
まずは材木屋さんの加工場にお邪魔させて戴きます。
通常の長さの材料であれば、これからの作業は工房で行いますが
今回の製品があまりにも巨大な製品であるがゆえ材木屋さんの加工場をお借りしてます。
既に表裏を剥いて綺麗な面が出た状態で並んでありました。
今回のテーブルの奥行きは D900mm ですので
6枚で十分ですが厳選した材料の中でも表裏を剥いてみなければ表情が分かりません。
W900 には6枚の材料で十分ですが、7枚の材料をご用意戴いてました。
材料の特徴(キャラクター)が濃過ぎる節や白太に印を付けてその部分を削ります。
高価な材料を躊躇いも迷いもなく機械で切り落とす職人は格好良かったです。。
物心付いてから人生のほとんどを材木を見て生きて来られた材木屋の職人2名と
製作担当者が6枚の材料がどのように並べば一番美しく見えるかを
長年の経験と閃きをぶつけ合い最も素晴らしい製品になるために意見をぶつけ合います。
この工程は大変重要で担える職人は限られます。
まさに製品の顔が決まりますので
一切の妥協は出来ず、長ければ1時間以上も皆で相談しながら決める場合もあります。
とても素晴らしい製品が出来上げる予感を感じさせる時間でした♩
次回はいよいよ加工に入ります。