Simple Plesureの最新の情報やおすすめアイテムのご紹介、
メディアの採用情報などをご紹介します。
先週、材料とのご対面を果たしましが
今日はそのテーブルの顔を大筋決める大切な日です。
まずは材木屋さんの加工場にお邪魔させて戴きます。
通常の長さの材料であれば、これからの作業は工房で行いますが
今回の製品があまりにも巨大な製品であるがゆえ材木屋さんの加工場をお借りしてます。
既に表裏を剥いて綺麗な面が出た状態で並んでありました。
今回のテーブルの奥行きは D900mm ですので
6枚で十分ですが厳選した材料の中でも表裏を剥いてみなければ表情が分かりません。
W900 には6枚の材料で十分ですが、7枚の材料をご用意戴いてました。
材料の特徴(キャラクター)が濃過ぎる節や白太に印を付けてその部分を削ります。
高価な材料を躊躇いも迷いもなく機械で切り落とす職人は格好良かったです。。
物心付いてから人生のほとんどを材木を見て生きて来られた材木屋の職人2名と
製作担当者が6枚の材料がどのように並べば一番美しく見えるかを
長年の経験と閃きをぶつけ合い最も素晴らしい製品になるために意見をぶつけ合います。
この工程は大変重要で担える職人は限られます。
まさに製品の顔が決まりますので
一切の妥協は出来ず、長ければ1時間以上も皆で相談しながら決める場合もあります。
とても素晴らしい製品が出来上げる予感を感じさせる時間でした♩
次回はいよいよ加工に入ります。
12月中旬に新築戸建て完成予定の札幌市中央区のK様より
3.6mの特注ダイニングテーブルと特注ローテーブルをご注文戴いておりました。
今日は既に依頼していた旭川の材木屋さんに材料の確認のためお邪魔させて戴きました。
まずは倉庫の入り口に巨大な一枚板が出迎えてくれます。
国内有数の家具生産地であるここ旭川であっても
3.6m程の巨大ダイニングテーブルを製作可能な材料を持ち合わせている材木屋さんはほとんどありません。
5m前後の巨大な一枚板に期待が膨らみます♩
お邪魔させて戴きました倉庫の一つでは無数の材料が
自分達の出番を今か今かと待ち望んでいるように綺麗に積み重ねて並んでありました!
その材料の多さは圧巻でしたが、この倉庫の半分以上は既に行き先が決まり出荷待ちなのだそうです。
同じ厚みの材料が綺麗に並んでます。
割れを防止するために塗られた赤や青の色
静かにその時を待つ材料達
無数にある材料の中から厳しい条件を満たした材料とのご対面です。
今回は製品として 3.6m 、天板の厚みで 40mm前後でご依頼戴いております。
40mm前後の厚みの天板にするには材料を綺麗な面が出るまで表裏を剥かなければなりません。
そこで51mmの厚みの材料に絞り込みます。
また材料の両端には割れが入っている事は珍しくありません。
そのため最低でも4m程の長さの材料でなければなりませんでした。
大きな節や白太等を同時に考慮します。
割れはもちろんですが、節や白太等の特徴が大き過ぎるものを何枚か外しましたが
想像以上に素晴らしい材料に巡り会う事が出来ました!
とても素晴らしい材料を提供戴きました材木屋さんに感謝です♩
まずは2枚ほど両面を剥いて確認してみました。
綺麗な木肌とご対面出来まして大満足です♩
今年越冬する丸太達は先日の雪で真っ白に覆われてました。
彼らも時を経てどこかの誰かの元へ巡り合わせで旅立つのだろうと感じました。
正直、不安な気持ちを持ち合わせながら来ましたが
本当に素晴らしい材料に巡り会えましたので少しほっとしました。
皆様お陰様で安堵して札幌に帰る事が出来ます。